高音が苦しい…を変える!出し方の工夫

こんにちは!

ボーカリスト、ボイストレーナーのマメチヨです♪

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【 mamechiyo ボーカルスタジオ 】

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この歌いいな、素敵だな
歌いたいな!!!
と思って・・・・

いざ、歌ってみようとした時に

『あれ、高くない?』

と、、、、
音域の広さに歌うのを諦めてしまう事ありませか?

『聞いていた時はこんなに高いと思わなかった…』

大丈夫、がっかりしないで!!!

低い音程も、高い音程も、声を支える下半身や
上半身のアライメントが整っていれば

その上で先ず、工夫するのは【頬骨の位置と息のスピード】なんです。

※正しい体の状態についてはこちらをご一読下さい。↓

さて、どんな工夫が必要か…?

徹底解説しますね!!!

※ここから先を読む前にぜひこちらをご覧ください↓

目次

歌って苦しい…

音域が狭くて、高い方が出づらくて苦しい、、、。

私も、約30年くらい前、同じ事思ってました!

当時カラオケが大ブーム!
友達と行ってはその時のヒット曲、、ジュディマリとかglobeとか…を歌っていました。

いや、歌えて無かった 笑笑 原曲キーはかなり厳しかったです。

どちらかというと低い声は得意で、、、同時にハマっていた宝塚の男役さんの曲は楽に歌える感覚でした。

その後、私の場合…最初に学んだのはクラシックでしたので、、、
先生の熱いご指導のおかげで、ファルセットで歌う高音には少し慣れたのですが、、、(当時の私の状況はまだまだ、ぴよぴよでしたが、それでも、変わりました!先生に感謝!)

ファルセットでは無い声で、
自由に歌うという感覚はなかなか難しかったんです。
(あなたもそうですか?)

ファルセットで歌う事ももちろん素敵な事で
とても大事な技術ですが、

多分、この記事にたどりついて下さった方や
当時の私にとっては…

自由に歌う=

  • 地声のまま曲が扱えること(必要な時に)
  • 必要ならば、地声の音色と繋がる音色で裏声が出る事

ではないでしょうか?

何故、地声のまま曲が扱えない?
裏声がヒョロヒョロで到底地声の音色と繋がりそうにない。

今の私が
その問いに答えるならば【息の流れる方向=頬骨の位置】と【息のスピード】だよ、と伝えたいです。

ごめんなさい、限界は決まってます。

そうなんです、ごめんなさい、限界は決まってます。

大丈夫、出るよ!とか言っておきながら、、、、、

ごめんなさい!

そう、低い声(下限)は決まってます。

ん?じゃ高い方は??

生まれた時から持って生まれた素晴らしい楽器。
それが私たちの声帯です。

他の楽器達同様、得意な音程(音域)があります。

コントラバスやバイオリンを思い出して頂きたいのですが、見た目ももちろんですが得意な音域も違いますよね?

そして、下限は決まっている。そして、高い音(上限)は…

楽器では決まってますよね。

実は、声の場合は理論上の限界値はないと言われています。

つまり、磨けば変化していく部分。

そして、理論上では無く
先ほどの話のように『自由に歌える!』為に必要な、
現実的な値としてのお話しでも同じ様に、、

高い音に関しては、やはりトレーニングによって持って生まれた楽器を使える様に磨いてあげる作業をすれば、

充分に誰でも自由に歌える可能性があります!

そして、それは声をコントロールを出来る様にする。という事になるんです。

※因みに低い音も音域的な限界値はあっても対処法はあるので、ご安心を!
これはまた別の機会にお話ししますね!

そう、磨けば光る、高音の限界は突破できる!

いざ、音域を広げる!

当たり前ですが、使わないと磨けません。

かといって無理な状態を続けるのはよく無いので、
安全に良いトレーナーさんの元、チャレンジしてみてくださいね!

自分で安全かどうかを確認しながら練習する時は
動画を撮って見ることをオススメします。

その上でチェックする事は。。。

  • 正しい体の状態か?
    高音には、より背骨、腰周りの工夫も必要になってきます。※コレはまた別記事にしますね!
  • 息の流れる方向とスピードは適切か?
    口笛と同じで早く、かと言って喉に強すぎない息が必要です。

姿勢に関して基本的な事はリンクをチェック!して下さいね♪

そうなんです。
音域を広げるためにチェックしたいポイント、②が今回の本題!

②息の流れる方向とスピードは適切か?

さて、お話ししますね♪

息の流れる方向

自分の息が、どこに向かっているか流れる方向を考えた事ありますか?

息の流れる方向を決めるのは頬骨の工夫です。
頬骨を目の方向に引き上げます。

考えた事無いよって方も、、、

笑った顔で歌って、とか
ボイトレの先生に軟口蓋あげて、等
言われた事ある方はいらっしゃるのでは?

で、それってなんぞや、と言いますと

喉を通って声になった音の通り道を作ってあげているのですね。

通り道(口内)は
広くて、そしてその上側を通過しているのが大事。

そうなんです、
この上側をなでるように通過していく、と言うのが
正しい息の方向、
になります。

だから・・・
笑って歌おう、とか
口の中大きく!って思って歌って居た方は
息の流れを意識的に作って居たって事になります。

安定は変化し続ける事

え?口の中大きく開けてたけど…上手くいかなかったよ?という方。

その口の中固まってませんでした?

実は…
口の中は開け続ける事、変化し続けようとする事で
柔らかい息の方向を維持し続けられるんです。

なので。
開けておしまいだけでは、上手くいかないんです。

※口内の開きに関しては
どこに響くかという共鳴(響き)の話に絡んでくると
もう少し複雑な話になるのですが、
今回はざっくり出したい音程に対して適切な開きがあるか、という点でお話ししています。

どう変化し続けたらいいか、、、
頬骨、首筋を引き上げ続けます。

と、これは姿勢の話に繋がるので
腹式呼吸のリンクを続きは読んでくださいね♪

息の流れるスピード

皆さんは口笛って吹けますか?

吹けないかたも…リコーダーのイメージはわくでしょうか?

では更にイメージを進めて…
高い音程を出す時と低い音程を出す時、、、
どちらがゆっくりな息?もしくはスピードの速い息を出してますか?

そうなんです、
きっと音程によって、息のスピードを変えてますよね?

それを、喉で、声でもやりましょう!

リコーダーも息が多すぎたり早すぎると音が割れます。少なすぎても鳴りません。

音程に対して適切なスピードを知る必要があるのです。

準備はそこそこで旅に出て

旅とは…?笑
曲のこと、、、!!

発声などでトライしつつも
曲でも同時進行で練習していく事がオススメです。

伝えたい、という思い

曲で歌うと歌詞の意味、イメージが
高音を出すことを後押ししてくれる事が多いにあります。

歌う事は伝達手段なので
伝える、伝わる事が大事。基本。

その高音がその音程であることに意味がつくんですね。

と、体は(脳は)その音程を出すことに大事さを感じて出しやすくなる。という事がおきます。

子音が手伝ってくれる

そして、子音!

先程説明した…

  • 息の流れを正しい場所にアジャストしてくれる役割
  • 息のスピードを適切になる様にアシストしてくれる

これらを良くしてくれる可能性が高くなるんです。

だからね。どんどん旅にでて!!

ゴールはあちら

頬骨の位置が息の方向指示器になり
そして、喉へ送られる息のスピードによって音程の到達が叶う。


それは音色や、響きや。。。
演奏者の『鳴り』をコントロールする、声という楽器の要です。

音域を豊かな音色で伸ばしていくには
必要不可欠な感覚です。

音程を正確にとらえる為にもとても大事な部分です。

  • 低い時は頬骨はそこそこ位置
  • 中間は引き上げ気味
  • 高い音は目の下も使ってあげる

自分の楽器を磨いて高音を楽にしてくれるヒントは
頬骨の位置と息のスピードコントロールなんです。

イメージして歌ってみてね♪

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