こんにちは！
ボーカリスト、ボイストレーナーのマメチヨです♪
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【 mamechiyo ボーカルスタジオ 】
新百合ヶ丘 恵比寿 駅前 ボイストレーニング・ボイトレ / オンライン ボーカル レッスン
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質問、頂きました！
※ここから先を読む前にぜひこちらをご覧ください↓
いやー！！
暑い！。。。し、寒い！！笑
体に厳しい日が続きますね、、、。
いかがお過ごしでしょうか？
さて、先日公開したこちらの記事↓
こちらの記事、ありがたい事に大変多くの反響を頂きました！
そこで、読んでくださった方から
更にご質問を頂きましたので、、、、
その中から今日は【ビブラート】についてお話したいと思います♪
ビブラート、どうやる？
【歌うま】の記事↑を見てくださった方の中には
豊かな表現を目指して・・・
テクニックの一つである【ビブラート】を獲得したい。
ビブラートを出したい！やり方を知りたい！
つまり、、、
『綺麗なビブラートをかけれる様になりたいな』
と、思っている方もすくなくないのではないでしょうか？
一言でビブラート、と言っても・・・
実は時代の流れと共に
流行りのかけ方があったり、
ビブラートナシが良しとされたジャンル・時代があったりします。
今も、ネットで検索したりすると
いろんな種類が語られていたりするのですが・・・
結論として。
どの様なスタイルだとしても、
どこにも無理のない安定した呼吸の通過がある事
が必須です。
では、その安定した呼吸の通過はどうやって作るのか？
ビブラートの練習の仕方、準備のエクササイズをご紹介しますね！
安定した呼吸
先ほどお伝えしたキーワード。
どこにも無理のない安定した呼吸の通過がある事
どこにも無理がない、というのは
どこにも余分な力がかかっていないという事です。
つまり、力が入るべき場所には入って、あとはリラックスできている。
正しい力の入れ場所はこちら↓
その状態で、
上唇に息が流れる様にコントロールが出来ていれば
綺麗なビブラートをかける事が出来ます。
＝余談＝
元々の声帯の（楽器の）都合で、
ビブラートがかかりやすい方、かけにくい方、
細かなビブラートの方、揺れ幅が大きくなりやすい方。。。
という事はあります。
（ビブラートの音程の揺れ方は元々ではなく、コントロールの範囲です。）
ですが、たとえかけにくい方でも、後からビブラートを作る事は可能です。
そのお話は、また今度・・・
【実践】呼吸を安定させるエクササイズ
呼吸のエクササイズ・・・
それは【リップトリル】です！
この形が難しい方は、
補助ありバージョンがこちら↓
様々な場面で、
リップトリルができるという事は、
歌うにあたって体の良い状態を作れているという目印になります。
つまり、ビブラートに繋がります。
ビブラートの出し方、やり方を練習する、第一歩にして、根幹です！
余分な力がかかると、止まってしまいますし、
上唇に呼吸が流れ続けると、長くリップトリルを続ける事ができます。
＝余談＝
リップトリルは、リップロール、リップバブルとも呼ばれます。
リップトリルで歌う
さて、通常のリップトリルが出来る様になった方は、
それを使って『歌って』みましょう！
動画内は、中島みゆきさんの『糸』を歌っていますが、
ミドルテンポから、スローな曲で練習すると良いです。
この時、気を付けたい事は
- 通常歌った時のブレスの位置でブレスをしながらする
- 止まらない様にする
ブレスを通常の歌唱時と同じにする事で、
ビブラートがかかった時（多くはフレーズ最後かと思います。）の呼吸と体の状態を
歌唱時と同じにする事ができます。
止まらない様に・・・という事は
止まってしまう事がある、という事なのです。
リップトリルで歌う、という事は
息だけでリップトリルを練習していた状態から
＋音程、リズムを加味した状態でも
呼吸が安定するか、という練習をしている事になります。
歌う事でリップトリルが止まってしまう方は、
- 顎にチカラが入っていないか
- 上唇に息は流れているか
- 実は音程・リズムに不安がないか
確認してみてくださいね！
ビブラート＝歌うまじゃない
ここまで読み進めて頂いて、がっかりさせたらごめんなさい。
私の見解としては
ビブラートができたら
すなわち歌がうまく聞こえるのか？というと、
そうではないと思っています。
ですが、綺麗なビブラートが出来ている、という事は
基本的な呼吸の安定した持続が出来ている。
という証明ではあります。
他のテクニックもそうですが、
出すことも出来るし、ひっこめることも出来る。
という事が理想的です。
ビブラートが自分の歌の中で
表現の一つとして、有効に使える様に
使いたいと思ったタイミングで
ドラえもんの道具の様に
サッと出せるのを目指して。
ビブラート、磨いていきましょう！！
