こんにちは!
ボーカリスト、ボイストレーナーのマメチヨです♪
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【 mamechiyo ボーカルスタジオ 】
新百合ヶ丘 恵比寿 駅前 ボイストレーニング・ボイトレ / オンライン ボーカル レッスン
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いやー、暑い・・・ 笑
この暑さいつまで続くの・・。と思いながら・・・・
なんだか♪
秋の気配を感じる涼しさを感じたり、
季節の変化を感じる事もあるようになってきました。
皆さま、そんな変化を感じていらっしゃるのか・・・
秋だ!ニュースタートだ!ボイトレ始めるぞー!と
早速、沢山お問い合わせを頂いております。
(ありがとうございます!)
そこで、
- これからボイトレを始める
- 改めて音楽・歌にチャンレンジする!
そんなあなたに歌い出しをばっちり決める〇〇の使い方を
今日はお話ししたいと思います。
歌い出しが決まると、
曲全体をスムーズにコントロールする事が、とってもやりやすくなります。
沢山歌いこんでいる方も・・・ぜひ、この記事で●●が使えているか・・・
チェックしてみてくださいね!
※ここから先を読む前にぜひこちらをご覧ください↓
イントロって何してる?
さて、今回『○○の使い方』と書かせて頂いてますが、○○…に入るキーワード!何だか分かりますか?
答え、今回の結論を先にお伝えすると…
○○は、『イントロ』になります。
イントロを使う?どういう事?そう思ったあなた!
さて、イントロ、、、何してますか?
ただ待ってる、なら、、、めちゃくちゃ勿体ない!!
イントロはシンガーにとって
とっても大事な時間なんです!
イントロは・・・呼吸切り替えの時間
イントロを使う、とはどういう事か?
イントロを使う=イントロを使って、呼吸の切り替えを行います。
普段の呼吸(胸式呼吸)から歌う呼吸(腹式呼吸)へ。
※ここで言う腹式呼吸とは、呼吸だけの話では無く体を正しい位置に工夫して、歌う為に自分をコントロールする基本を全て含めた意味です。詳しくはこちらをご覧ください。
イントロを使って普段の呼吸から切り替えると
歌い出した瞬間に
声がしっかりと安定した感覚で滑り出す事が出来るんです。
イントロでこのように呼吸の切り替えをする事を
私は『呼吸のギアチェンジをする』とお伝えしています。
実際にやってみよう!
では実際に動画で見ながら歌い出し、練習してみましょう。
その曲が
どれくらいの長さのイントロが有るのか、テンポが速いのか遅いのかによりますが
仮に8小節だとすると…
- 始まり〜6小節目までは、まだ普段の呼吸(胸式呼吸)を続ける
- イントロ終わり2小節程度(動画では2小節)で
腹式呼吸の吐く所から始め、吸い…歌い出す
というステップになります。
大事なポイントは
このステップで大事なポイントは
腹式呼吸の大事なポイントを使いながら『吐く』ところから始める。
という事です。
大袈裟に言えば、
吐きながら、歌うのに余分な考えや余分な力を全て捨てる。
例えば「あー、お腹すいた」とか。。。笑
は、冗談ですが、『失敗したくないな』『音程大丈夫かな』とか…
技術に対する心配も手放しましょう。
その技術に対しての心配事はパーツで練習した方が良いので
イントロから歌うような繋げて練習する時には頭の中で切り離しておいた方が良いです。
少なくとも上手くいく、と自分を信頼してあげてください。
ほかの事にも言えますが…
心配でなく、自分を『信頼』しましょう♪
歌を楽しむ秘訣ですよ!
腹から気持ちをくみ上げる
イントロで呼吸のギアチェンジをすると、もう一つ良い事があります。
それは、表現の準備がしやすくなるんです。
具体的には
最初に息を吐いて次に吸い込む時、呼吸と一緒に気持ちや情景を吸い込む
想像は頭でするのですが、
それを足の裏から、下腹から、そう言う気持ちを汲み上げる様に考えるんです。
そうすると、ちょうど
その気持ち、考えが、呼吸に乗って、腹式呼吸で支えられて出て行く、という感覚になれます。
イントロを制する者は曲を制する
ここまで読んで頂いた方は何となくお気づきかと思うのですが、、、、
イントロを使って、歌い出しを上手く滑り出すと全体的に上手く!のです。
スタートが良ければ良い波に乗っていける!
というわけで…
イントロはただ待っている時間ではなく、
- 呼吸のギアチェンジ
- 気持ち・表現のスイッチオン
シンガーにとって大切な時間なんです。