こんにちは!
ボーカリスト、ボイストレーナーのマメチヨです♪
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【 mamechiyo ボーカルスタジオ 】
新百合ヶ丘 恵比寿 下北沢 駅前 ボイストレーニング・ボイトレ / オンライン ボーカル レッスン
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そうそう、日本の夏ってこんなだったよね!
と…ムシムシする夏を思い出す様な気候になってきましたね!
夏は大好きなんですが、、年々暑さに弱い傾向が。。。
私だけでなく、
夏は傾向として『自律神経』や『ホルモンバランス』が整いにくい方も少なく無いようです。
そんな時に、
気持ちが前向きにな流ような曲や、自分に寄り添ってくれる様な曲を聞いたり
また、自分で自分のために、または大事な人のために歌えたら
夏がより素敵に、そして心も体も健康に過ごせるのかな、と思っています。
今回は『表現力』が高い歌に大事な要素、ボリューム・音量コントロールについてお話したいと思います。
ダイナミックに繊細に!
そして『ハートに伝わる』歌い方に!
歌う事に対して一歩進んでみようかな、という
あなたのお役に立てれば幸いです。
※ここから先を読む前にぜひこちらをご覧ください↓
【大前提】〇〇は気持ちと結びつけて
歌が上手い人って、
表現力が高い歌い方が出来る人と言えます。
では、それってどういう人なんでしょう?
音程やリズムなどの基本的な事が整っている事。
そして、それ以上のテクニックがちゃんと感情の上にあって歌える事。
【大前提】テクニックは気持ちと結びつけて
こういった事が出来る人、という事になります。
表現力が大事だって分かってるけど、
感情ってどうやって声にのせるんですか?
そうですよね、まずはどう感情をのせるか?
その説明が必要ですよね!
それには歌う前の準備が超重要なんです!
【重要】歌詞の映像化、自分が監督だったら…
歌の感情を表現する為に、曲を映像化して浮かべられるようにしておきます。
何故これをしないといけないか?
歌う時、歌詞をいくら見ていても、読む作業になってしまうから。
脳の働きが表現につながるように動いてくれません。
超重要ポイント
曲の歌詞を映像化する監督になる
そこで、事前に歌詞を読みこみながら
自分がこの曲をテーマに撮影する映画監督だったら、と考えます。
具体的にその歌詞を映像としてイメージしていくんです。
つまり・・・
『恋心』という歌詞があったとして。。。
映像化して浮かべるとそのイメージの中には
女性が浮かぶ方もいるだろうし、リンゴが浮かぶ方もいるかも、青空が浮かぶ方もいらっしゃるかもしれません。
このあたりの違いが、歌の個性の違いになります。
※詳しいお話はこちら↓
そのイメージを具体的には
- 音量
- 音色
で変化をつけながら表現します。
何となく、音量と音色で変化がつくって事はわかるんですが
具体的にその浮かべたイメージを
どう音量と音色に反映させればいいですか?
そうですよね!!!!
いい質問!!
映像化した時の・・・・
距離感は音量に反映されます。
温度感、季節感は音色に反映されます。
例えば
距離感が遠い、広い空間をイメージしたなら→音量UP
寒い冬の温かな家の中なら→柔らかい息が多い音色
・・・・など、イメージから表現に差をつけるんです◎
で、今回はその音量のお話、という事になります。
音量のコントロールの大事さ…が
曲の大事なイメージのキモになるという事です。
サビだから大きく歌え?
音量は距離感という事をお伝えしました。
よく、サビだからここはボリュームをあげて、なんて言われ方をします。
(もちろん、そうでない曲もあります。)
私もレッスンでは端的にそう言ってしまう事もあるのですが…
正確にいうと
『サビだから伝えたい相手の心の奥に深く刺さりたいから、つまり自分との距離が1番遠い場所だから』
ボリュームをあげてという事になります。
でも1つ注意が!
- 映像化した時に浮かんだ画は広い画角の画でしたか?
- むしろアップにしたような画角のイメージだったでしょうか?
例としてあげるなら。。。
①Adoの唱であれば…
サビにみんなで騒いでいる雰囲気の爆発感があるので大きな画をイメージしますし
②SMAPの世界に一つだけの花は…
大きなテーマの曲でありながら
サビ部分はその人、1人に語りかける様な歌詞なので画角は小さな画を浮かべます。
(どちらも私だったら、です!全然違っていいんですよ◎)
そうすると、どちらの曲も
サビの時ボリュームはあがりますが、
音の指向性、つまり矢印のイメージが全然違います。
豊かな声量は説得力
素晴らしいシンガーは
(繊細な歌い方が得意で素晴らしい方もいらっしゃりますが)
多くの場合、本当に豊かな声量です!!
つまり、声がデカイ 笑
そして、その反対にめちゃくちゃ小さく歌う事もできる。
つまる所、楽器としての音量の幅が大きいんです。
大きい声が正義!
とは言わないけれど、それだけの音量を扱えるという事は素晴らしく磨かれた声・楽器と言えると思います。
そこまで言うなら声量あげたい!声大きくしたい!と思いますか!?
ただ声が大きい、とは違う。。。
声量アップの秘訣は。。。また後日記事にしますね!